偽りの結婚(番外編)




先程、シーツから覗いた足を見た時から推測は出来たが、やはり、シェイリーン様は衣服を身につけていなかった。

しかし、そんな事は問題でない。


問題なのは、シェイリーン様の背中に散らばる所有印。

白く滑らかな肌に散らばる赤い痕。

しかも、一つや二つではなく、背中中につけられている。



「っ……/////」

その光景を目の前にして、顔が赤くなるのが分かる。


私が来て、正解だったのかもしれない。

こんな刺激的な光景は、私ですら目をそむけたくなるのに、20歳にも満たない見習い達には目の毒だろう。




一体どれだけつければ気がすむのよ…

主の前では絶対に吐けない言葉を、心の中で吐く。

あぁ、こんなにつけちゃって。

消えるのは当分先ね。

…と言っても、消える前にまたつけられるんでしょうけど。

なんだか、日に日に増えていっているのは気のせい……?




ラルフ様、こんなに独占欲が強かったかしら。