そして今日、愛されることの喜びを知った。
“寂しい”
シェイリーンから初めて求められた。
モニカやソフィア以外の何者でもない、自分を。
友人だけではうめられない寂しさを感じてくれた事を喜んでいる自分に、内心苦笑する。
重症だな………
けれど、改めて思う。
言葉にして伝える事は大事だと。
こうして、シェイリーンが告白しなければどうしていた?
シェイリーンは自分がいなくとも寂しくはないと決め込んでいただろう。
そうすれば、シェイリーンが寂しい夜を過ごしていた事を知ることもなかった。
それを思うと、ぶるっと身震いする。
まさか、一週間もの間、シェイリーンに寂しい思いをさせていたとは…
ふと、遅く帰った日の夜を思い出す。
あの日は、団員試験が長引いて、公務がおしてしまった日だった。
遅い時間に終わったものだったから、寝室ではなく他の部屋で体を清めて、寝室に戻ってきた時。

