「じゃぁ、遠慮なく。」
そう言って、目一杯の力で抱きしめてくれているシェイリーンを包み込んだ。
半分本気、半分冗談のつもりで言った言葉。
いつも言っている冗談が、まさか本当に受け入れられる日が来るとは思ってもみなかった。
こんなに積極的なシェイリーンが見れるなら、いくらでも愛の言葉を告げよう。
単純にも、そんな事を考えていると、抱きついたままのシェイリーンが恐る恐る口を開き始めた。
「本当は……寂しかった。」
「え?」
今……何て言った?
シェイリーンがポツリと呟いた言葉に、間抜けな声で返す。
それ程、シェイリーンの口から出た言葉とは思えなかったから。
それが本当なのか、半ば信じられないながらも、もう一度シェイリーンの口から聞きたくて待っていれば…

