偽りの結婚(番外編)




いや、僕たちは夫婦だ。

夫婦の間に隠し事があってはいけない。



結局、シェイリーンの隠している“何か”を見たいという気持ちが勝った。




「ゃ……ッ!」

視界を遮るようにして両手を上げ、無防備になっていた両脇に手をすべらせる。

すると、シェイリーンの体がビクッと跳ねた。

やっぱり細いな。

眉をしかめながら、シェイリーンの体に手を這わす。



「ラ、ラルフ!?」

「ん?」

視線を合わせれば、真っ赤な顔のシェイリーン。



「この手はなにかしら……?」

ちょうど、シェイリーンの細い腕を掴んでいた手を指される。



「ボディーチェック?」

「な、何でいきなり!?」

咄嗟に答えた言葉に、当然の疑問をぶつけてくる。