いつも呆気なく落とされてしまう自分に苦笑しながらも、シェイリーンの頬から手を離す。
そして、その手をシェイリーンの背中に差し込み、後頭部を支えながら片腕で抱き上げる。
「やっぱり軽いな。」
シェイリーンの体の軽さに驚く。
やはり、ソファーで寝て良かった。
ソファーはかろうじてシェイリーンの体を気遣う自制心がストップを掛けてくれるから…
ベッドへ移動していたら、もっとシェイリーンの体が細くなっていた事だろう。
そんな羽のように軽いシェイリーンの体を抱きしめ、今度は自分が下になる。
やはり、この方が落ちつく。
シェイリーンが下になっている時も、確かに抱きしめられている感覚があり、落ち着いたのだが…
目を離したすきにスルリといなくなるシェイリーン。
自分がしっかりと抱きとめておけるこの体勢が一番安心するのだ。
何が重要かと言えば、朝起きた時に腕の中にシェイリーンがいる事。
眼下にあるプラチナブロンドの髪を梳きながら、その存在に幸せを噛みしめる。
そして、シェイリーンが目を覚ますその時まで、再び眠りにつくことにした。

