偽りの結婚(番外編)




七つの星…七つの星……

ラルフのヒントを頼りに、その星座を探す。

けれど、満点の星が存在する夜空。

特に今日、新月と言う事もあって、小さな星々も輝いている。

そんな中から、ラルフの言う星座を探すのはとても困難だった。



そして、しばらくの後、ふとある星に目が行く。



「あっ……。」

思わず小さく声が漏れた。

目線の先には、他にはない輝きを放つ七つの星。

その星は、オリオン座と同じくらい明るい光を放っていた。



「ラルフ……。」

あったわ…と続くはずの言葉は、途中で途切れた。



ラルフの肩に置いた頭を上げれば、ソファーの背に頭を預け、眠りについているラルフ。

気持ち良さそうに眠りにつくラルフに、思わず微笑む。

と、同時に少し罪悪感を覚えた。



やっぱり、疲れていたのね……


それもそうだろう。

一週間、ろくに寝ずに仕事をしていたのだから。