粗削りだが、野生的で自由奔放な表現はなんとも朝飛らしい。
でも、体力の消耗は隠しきれない。
前半と比べて後半は勢いがない。明らかに失速している。
音に合わせてステップを踏んではいるが、エッジが浅い。
コリオステップでまだ良かった。レベル判定のあるステップだったら、規定要素をクリア出来なかったはずだ。
それでも観客の手拍子に助けられ、ステップを刻んでいく。
最後の要素は足換えコンビネーションスピン。
バッククロスからのキャメルスピン。パンケーキスピンに移行し、足を換えて再びシットポジションを取ると、チェンジエッジを行いアップライトスピンへ。
最後に身体を締めて急加速。得意の高速スクラッチスピン。
両手を天に掲げてフィニッシュ。
4分30秒の長い闘いが幕を閉じた―――


