氷の女王に誓約を


ロングエッジがあるフリップを抜き、さらにはスピンの取りこぼしがあった筈だが、ジャンプとステップで得点を稼いだようだ。


朝飛がトップに立つには、177.52を出す必要がある。


羽生さんを超すには158.36以上。この得点を超すのも至難の業だ。


だけど希望が無くなったわけじゃない。


実績が重視されやすいPCSで遅れをとっている朝飛が挽回するには、高いTESでそれをカバーすることが重要になってくる。


ジャンプの技術に関しては、大介に匹敵する物を彼は持っている。


今シーズンから本格的に四回転の導入を決めて、全日本ジュニアでは加点付きの4Tを見事に決めた。


四回転意外にも、朝飛は三つの大技を組み込んでいる。


朝飛があのプログラムを完璧にこなしたら……。


朝飛の名前がコールされる。


大介の余韻が残った会場。あれだけの演技をされた直後では滑り難い。