氷の女王に誓約を


タクちゃんも十分柔らかいけど、羽生さんのそれとは比べ物にならない。背筋の柔らかさが異常だ。


真上から見たらきっと綺麗な円形なんだろうなぁ。どうやったら男子であんな柔らかくなるんだろう。


足換えキャメルスピン。難しい入りと難しいポジション二つでレベル3ってところじゃなかろうか?


もしかしたらこのスピンはレベル3狙いかも知れない。同一姿勢で八回転が成されていなかった。


ルッツのミスと単独フリップをコンビネーションにしたから曲に遅れてしまい、ここで無理やり合わせたんだろう。


ジャンプを終えて気持ちに余裕が生まれる。羽生さんに笑みが戻る。


情熱的なタンゴがそうさせるのか、とても官能的な微笑みだ。


会場からは再び黄色い声。微笑みだけ湧かせるとは、流石羽生さんやっ!


高く跳び上がってフライングシットスピンへ。


デスドロップから前傾姿勢のキャノンボールスピン。難しい姿勢のまま八回転以上回り切ると、両手を離してさらに腰を落とす。