「……なーんてな」 なにを考えてるんだ。朝飛が美優に惚れるわけがないじゃないか。 二人は姉弟みたいな存在だ。俺を含めた三人兄弟。それは今も変わらない。 弟が姉に恋するなんて、そんなのドラマや漫画だけの話だっての。 「ケータイありがとな」 ヤマトにケータイを返して再び課題に取り掛かる。 ツイッターのことは黙っておこう。 そして朝飛の恋路を、遠くから見守ろう。 ……少し詮索しようかと思った俺は、馬に蹴られて死んでしまえ。