①シークエンス中のターンおよびステップがやや多様(レベル2)、多様(レベル3)、複雑(レベル4)である(必須)
② 完全に体が回転する両方向(左と右)への(ターン、ステップによる)回転、各回転方向とも全体でパターンの少なくとも1/3 はカバーすること
③両腕・胴・頭の3つのうち2つ(レベル4はすべて)を明らかに使っている。
④難しいターン(ロッカー、カウンター、ブラケット、ツイズル)のうち、回転方向の異なる2つ(同じ種類でもよい)を素早く続けて行う。
以上の四つに、今回の“少なくともパターンの半分を片足のみで行う”が追加された。
五つある要素から四つの要素を完璧にこなせば、最大評価のレベル4を獲得できる。
一見すれば片足ステップは非常に美味しいルール改正だと思われるが、実際はそんな甘いもんじゃない。
片足で滑るということは、それだけ重心の位置取りが難しい。バランスが崩れやすいということだ。
そうなると上半身の動きも制限され、足元も覚束なくなる。
結果的に残りの要素をこなせない。諸刃の剣というやつだ。
もちろんプラスの効果もある。


