----------*.葵.*---------- 先生に 抱き締められた。 心臓が破裂しそうだった。 先生の身体は、 切なくなるくらい、 温かかった。 メアドを教えてと頼んだら、 先生は戸惑いながらも、 メモに書き、渡してくれた。 「...どうしよう」 完璧に好きだ。 私...先生のこと好きなんだ。 相手は先生。 分かってるけど、 どうしようもなく好きで。 初めて味わうこんな熱い気持ち。 震える指で、 メールを打つ。