「でねでねその主人公のタケル君がね」


「俺様受け?」

「俺様受けはジュン君!」

慌てて否定するも方向が間違っている。

ミカも危険だ。

「そうそうだからジュン君とヒロシ君にねヴィジュアルなメイクと服で」


「俺らそんなの似合うの~?」
「似合う似合う!ふたりとも綺麗な顔してるもん」

こうして~ああして~あんな感じで~ハートをとばしてもらって~ミカは想像するだけでキュン死しそうだ。


「じゃあ俺と付き合おっか」


「うんごめん。私彼氏がいるの(頭の中に)。マンネリ気味だけど。ていうかそういう冗談やめて下さい。パニクって死にます。デロデロデロデロリーン!ミカのぼうけんのしょはきえました!」

ヒロシははげしく衝撃を受けた。
「彼氏いるの?」
(おののきながら)

「いるよ?もう二年くらいになるかな」
(頭の中で誕生してからね)

「幸せなん?」

「もう何もかもがとまらなくなるね」


「そっか」

ヒロシは深い深い山に迷い込んだ気分だ。


どんな奴なんだ!!ミカたんの可愛さに俺より先に気づいているなんて!!ミカたん…











ということで。

しばらくこの二人のことはほっときます。