………僕なんかに牙を出しても、意味ないのに。 当主なんて肩書きがあったって、ろくな事がないんだから。 「僕、家だけで十分なんで。 それにおじさん、文句ばっかり。」 僕の嫌いな大人なんだもん。 「っ!私はただっ………」 ―――パンパンッ 「はーいはいっ! 大の大人が子供に嫉妬なんて、恥ずかしくないの? それに永海さんは茶道のお家じゃない。 たまに華道の舞台にでたからって、私たちが慌てることないじゃないの。」