私が意識を取り戻すとそこは病院だった




「志保、気がついた?」
そこには由香がいた

「由香…?」


「大丈夫、志保?レストランの前で倒れてたのを兄さんが見つけて病院に運んだの…」


「そっか…お兄さんは?お礼を言わないと…」


「今はいないの、後で顔出すって言ってたからまた来ると思う…それよりも電話の事を話してくれる?」


私はゆっくりと今まで順にされてきた事を話した


「私が職場にいた時からやられてたんだ…ごめんね志保」


「私こそ、由香に嘘をついてたし、ごめんね」


「私は気にしないでよ…」


「由香…私ねもう涙が出なくなっちゃったの、泣きたいのに泣けないの…」


「よほど辛かったんだね志保…そうだ、髪の毛整えてあげるね」

由香は私の髪を整えた

ショートになった私を見て由香は

「前より綺麗だよ」


「ありがとう由香」


「気が付いたし、先生呼んでくるね…」


由香が先生を呼びに行ってる間、私は鞄から携帯を取り出した携帯は濡れてはいたが壊れてはいなかった


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《空》


<ヒヨコ>さん、私は<ヒヨコ>さんが思うような女性ではないです、嫌いになるような女性なんで私の事は忘れて下さいm(_ _)m
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すると、<ヒヨコ>さんからすぐに返事が来た

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《ヒヨコ》


俺は<空>さんがどんな人でも、嫌いにはならないですよ(^_^)vどんな姿でもいいです
いつか<空>さんに会いたい……
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私は<ヒヨコ>さんのメールが嬉しかった