ナンパ男との恋2

ど、どうしよう。

本当は さっさーっと
片付けたいけど・・・


何か荷物取りに行く時は
この家に帰ってきたって バレないようにしなさい。

って あれだけ言われたし・・・


ここは、グッとガマンして
必要な物だけ取って行くしかない。

そのまま急いで
学校へ向かった。

そして、


「佐々木さん、おはよ~
昨日は、大事な彼氏連れて行っちゃってごめんね~」

お姉さんの予想的中。
こういう時は・・・

「全然いいよー
そのまま帰ってこないかと思ってたら すぐ帰ってきたから 意外だったんだけどね。
こっちこそ、送って行っただけでごめんね~」

「別に、私
用事あったし!」

おー、さすがだ。
あの緒方さんを怒らせた。

私だったら
こんな言葉自体思い浮かばず
言われ放題だっただろう・・・

まずは、1つクリア。

輝樹からの電話は・・・
こないだろうから
これは、どうしようもないけど・・・

あとは、裏門から出て
いつもと違う道を帰って
お姉さんの家だったよね・・・

でも、それからの事が
全然 予想できない・・・・