ナンパ男との恋２

翌日、目が覚めると
まだ５時前・・・

結局、あんまり眠れなかった・・

輝樹は　
まだ眠ってるんだろうか。

このアパート
壁が厚いせいで
さっぱり分からない・・・

もっと
壁薄ければ
物音でもするのに・・・

って・・・・
私は　何考えてるんだ。


７時過ぎになり、
輝樹が玄関を閉める音がした。

・・・お弁当、

作ってあげれなかった。
朝ごはんだって食べさせてあげれなかった・・・

自己嫌悪に陥りそうだ・・


いっけない！
そんな事　ウダウダ考えてる暇なかったんだ。

急いで、学校に行く準備をする為に
自分の部屋へと戻る。

鍵を開け、
中に入ると

遅刻でもしそうだったのだろうか・・・

布団はグチャグチャ、
服は　なぜか
キッチンに脱ぎ捨てられ・・・

携帯は　布団の上に
忘れて行ってるし・・・

という事は
私に電話がくるという

お姉さんの予想が１つ崩れた・・・