「つーか・・・・
何で気づいた?」

「それは・・・・」

正樹くんの意味深発言で・・・
なんて言ったら
正樹くんがピンチになるし・・・

「ほ、ほら、輝樹って
私の前で 絶対
着替えないし・・・
暑くても 長袖着てるし
何かあるのかなぁ・・って」

「俺的には
春菜が そんな
あっけらかんと冷静なのが
すっげー意外すぎだったんだけどな」

「え?どうして?」

「春菜の周りの奴らと
俺の周りにいる奴らのタイプって正反対だろ?
だから、怖がって
逃げられるとばかり思ってた。
まぁ、だからこそ
手が出せなかったってのもあるけどな・・
おかげで 春菜と付き合い始めてから
女遊びが激しくなったしな。ははは」

はははって・・・・・


「私が好きになった輝樹に変わりはないわけだし・・・
っていうか・・・
じゃあ・・
もう浮気しない?」

「ん?する必要ねぇだろ。
わざわざ 好きでもない
うざい女の相手したくねぇしな~
それよりも 俺としては
春菜の方が心配だけど?」

「私!?何が?」

「目を離すと
すーぐ、男に寄り付かれて
変な奴ばっかに引っ掛かってるから」

「っそれは・・・」

言い訳できない・・・・。