ローズはジェイドと握手していた手を解こうと手を軽く動かすが―― 『?』 な、なぜ? 手を離してくれないの? ローズはチラッとジェイドの顔を見ると、なぜか彼は笑顔のままローズの事を見ていた。 「ジェイド、手を離してあげなさい。ローズが困ってる。」 「あぁ…ごめんねローズさん。」 ジャスパーの言葉でジェイドはローズから手を離した。 それからは少し話をして、二人とは別れた。