それから数日たち。。。

教室にて。。。

「ミカリン。」

「こ、こ、浩介?!」

「菜摘!」

「涼までっ?!」

「よっ!お二人サン。」

隣のクラスにいるはずの浩介と涼がうちのクラスにいる!

「ど、ど、どうしたの?!」

驚きを隠せない菜摘と私。

「俺達の彼女に会いにきたのさ。」

って涼なにそれ?!

「ミカリン。放課後デートいこっ!」

「あっ!俺らも!ダブルデートな!」

「うん。」

言葉も出ない菜摘と私。

でも初デートの喜びをかみしめていた。

「じゃあな!放課後校門でな!」

って言い残して私たちのクラスを後にした。

「楽しみだね!」

菜摘が言う。

「うん。」

回りを見渡すと、なんかみんなに睨まれている。。。

「みんな私を睨んでるんだけど。。。菜摘。。。」

「そりゃ、そうでしょ浩介カッコイイし。」

「そっかぁ。」

みんなの視線を感じながらも、一日が無事終了。

「菜摘早くいこ。みんなの視線が痛い。」

「わかったから待って。」

菜摘を引っ張りながら速足で校門へ向かった。

数分待ってると、浩介と涼が来た。

「お待たせ。待った?」

と浩介。

「ううん。早くいこ。」

もう早く行かなくちゃ、みんなの視線が怖い。

「なにそんなに急いでるの?」

「美佳ったらみんなの視線が怖いんだって。」

「ははははっ。気にするな!俺がお前を守る。」

「ありがとう。」

「で、これからどこ行くの?」

「まぁついてこいよ。」

「俺らに任せとけ。」

なんかやけに張り切っているふたり、さてはなんかたくらんでるな。。。