カミレンジャー THE・LONGSTORY

「あいつらは、私たちを潰してこれからもそんなことを続けるつもりよ。その意味も、分かっているわよね。」


「愚問だ。」


 レッドが答える。


「当然です。」


 実くんも答える。


「私たちを馬鹿にしているの?」


 ピンク姉さんも答える。


「あまり、舐めないで欲しいわ。」


 ハニーも答える。


「以下同文。」


 恵も続く。


「ブルーは?」


 隊長の質問。


「答えるのが、下らなくなるほどの当然の質問です。」


 舐めるな隊長。


 そりゃ、最初は戸惑った。


 俺には無理だと思った。


 だけど、確かに「俺」には無理かもしれないけど・・・


 いや、今でも絶対に無理なのだろうけど・・・。


 それでも・・・「俺たち」なら、絶対に大丈夫だ。


 一人だと、とても寂しい。


 三人いると、安心できる。


 五人揃えば、敵はいない。


 六人並べば、俺たちに不可能はない。



 カミレンジャー・・・久々の六人そろい踏み。





  もはや、俺たちに不可能はなくなった!