氷の刃が消えると、闇も消えた。 「……。炎の神よ、我に力を託さん。フレイム・エンジス」 リンが、杖を床に叩きつけると… 「……燃やす」 変な男の子が出てきた。 「あなたが炎の神ね。あれを燃やしていいわ」 リンは死神を指差す。 「……燃やす」 男の子は、身体中に炎を纏い、死神に突進した。 ボワッ 見事死神にあたり、死神は燃えている。