レモン白書~チャラ男との命がけの恋~


青い空、青い海がどこまでも続いている。



 「空、海帰るわよ。」


 『まだ、遊ぶ!!』


 「ダメよ!!もう寒くなってきた。」


 「チェッ。ママのケチ!!」


 「ママのいじわる。」


 「はいはいっ好きに言いなさい。パパの飴あげないからね…」

 『ごめんなさい。』

小さな手をつないで、ふたりが駆けてくる。


 「帰ろうか。」


 『うん。』


右手には空。

左手には海。


小さな手がしっかりとわたしの手を握る。