「わぁ!!」 後ろから抱き締められるかのような体勢で柊があたしのところにきた。 「ちょっ、ちょっと!!」 「真央ちゃんが、俺を無視するからいけないんだよ」 耳元でささやかれて、思わずドキドキしてしまう。 「へ〜、またこの本を読んでるんだ…。」 「何よ、何か文句でもある?」 「いや、別に。本当にこの本が好きなんだね…」 「…あんたには、関係ないでしょ。」 「これが、十分関係あるんだな〜」 「一体何の関係が、あるのよ」 「それは、まだ秘密♪」