「まあ、何もされてないみたいだし良かった」
そういいながら、また春樹に視線を戻す。
軽く睨みを効かして。
「そんなに怖い顔しなくてよくない?」
余裕顔の春樹。
「ってか、なんで俺の部屋にいんだよ」
「えっと―。兄貴の彼女、家に連れてくるのって珍しいから」
「っるせーよ。お前は、連れ込みすぎなんだよ」
「俺、結構モテるからね」
「俺より年下のくせに、やること早いんだよ」
そんな兄弟のやりとりには口を出せない。
ただ、見ているだけ。
でも、春樹……くん。
本当に直樹の弟に見えない。
大人っぽいっていう言葉を使っていいのかわからないけど…。
直樹よりはるかに年上に見える。
直樹よりも強引な感じで。
直樹も強引だけど、それを上回る。
そういいながら、また春樹に視線を戻す。
軽く睨みを効かして。
「そんなに怖い顔しなくてよくない?」
余裕顔の春樹。
「ってか、なんで俺の部屋にいんだよ」
「えっと―。兄貴の彼女、家に連れてくるのって珍しいから」
「っるせーよ。お前は、連れ込みすぎなんだよ」
「俺、結構モテるからね」
「俺より年下のくせに、やること早いんだよ」
そんな兄弟のやりとりには口を出せない。
ただ、見ているだけ。
でも、春樹……くん。
本当に直樹の弟に見えない。
大人っぽいっていう言葉を使っていいのかわからないけど…。
直樹よりはるかに年上に見える。
直樹よりも強引な感じで。
直樹も強引だけど、それを上回る。

