ぐいってあたしを引き寄せて、 ムリヤリ口に粉薬の溶けた水を入れた。 ・・・・ウソだぁ。 夢じゃないよね。 ふせられたまつげ、ながいなぁ。 「ん。ふぁっ」 コクン。 口移しで通っていったお薬の水は、 喉元を過ぎていった。 ・・・なのにまさむねは一向に唇を離さない 激しいんですけど。。。 「ふぅっ、んぅ~ んっ」 酸欠で頭が変になりそう。 苦しい。 でも、どことなく心地いい。 正直かなり嬉しい。