「1位になったらの話ね。2位だったら、カレーはなし!」 「えー!意地悪!!絶対、1位になってやる!」 「ははは!何とでも言いなさい。頑張れ〜。」 まだ、中学生だったゆいが、いつのまにか、大学を卒業して、大好きな彼を追いかけて東京へ行ってしまった時は、複雑だった。