和樹と幸恵は、自動販売機の近くに停めた車の中でお茶を飲んだ。 「あ〜!おいしい!」 「そんなに、のど渇いてたなら言ってくれれば良かったのに。」 「ん〜。そうですけど・・・」 「なんなら、飲み放題出来るところ教えてあげようか?」 「どこですか?」 和樹の指を指す方向には、 「え?だから、あれ。」 ジャバジャバと出ている噴水があった。