車で送ってくれるなんて初めて。 朝は、ベットからなかなか出てこない先生がハンドル握ってるし・・・。 「先生大丈夫???」 「何が。」 「眠たいんでしょう? 」 「ちょっとな。 心配すんな。 姫はちゃんと送り届けるよ。」 「うん。 」 姫って響くにドキッとする。 横であくびしながら運転する先生。 窓を開けると朝の澄んだ空気が車内を包む。