『みやこ。』

『佑君?』

『大丈夫か?』


目が覚ますと、病院のベッドの上にいた。何故か彼も一緒に。

あさみと話していた私は、あさみの目の前で倒れた。あさみが私の名前を呼んでも反応しないため、病院に運ばれた。


『みやこ。びっくりしたんだから、ちゃんと休むときは休みなさい。』


ずっと隣で付き添っていたあさみが言った。


『それより、どうして祐君が?』


『やっぱり見ていないんだ。』


彼は、不満げな顔した。