「え………?」 君は驚いた顔 その顔を見て自分が何を言ったか思い出す は、恥ずかしい…… 「ごごご…ごめん、忘れて!」 咄嗟に離れようとした それなのに、抱き締めている腕は離してくれなくて。 「あーあ…言われちゃった」 「え?」 「そーゆーのは普通さ、男から言うものじゃんか。」 耳元で、聞いたことのない低い声が囁いた。