「優斗、有難う!大好きだよっ!」





最後にそう言い、私は帰ろうとした。




その時、






“頑張れ”






って優斗の声が聞こえた気がした。




私は振り返った。




もちろん誰もいない。




けれど、なんだか温かくて、そこに優斗がいるような、そんな感じがした。




そして私は空を見上げて微笑んだ。




空は青く輝いていて、風が心地よくて…




なんだか、空も微笑んでくれているような気がした。







―キミがいた証―
(あなたに出会えて、私、とても幸せです。)





End.