「優斗…」 私はその美しさが怖くなってきて、優斗の手を握った。 暫くして星が出るくらいになると、驚くことに、その公園は普通の公園に変わってしまった。 「真白…、そろそろ帰ろっか。」 「うん…」 私は優斗に送られて家に帰った。 帰る時間が遅くなって、お兄ちゃんに怒られたのは言うまでもないが、まだ、現実感がなかった。 これは夢なのか現実なのか…