本当にここは、私たちが住んでいる街なのだろうかと思った。 が、公園から見える海は、やはり変わらない。 変わらないといっても、勿論綺麗だけど… さらに驚くことに、見たことも無いような花も咲いている。 「ねぇ、優斗…。ここって本当にいつもの海だよね…?夢じゃないよね…?」 「あぁ…多分…」 優斗も凄くビックリしていることが分かった。 日が沈むにつれて、さらにそこは、幻想的へとなっていく。