誰にも言われていなかったから決めた。自分で決断した。自分で選択したんだ。 だからこの信念にも似た決断を代えることなどしたくないし、今更だった。レラプスの言葉など、メラの決断の壁を壊すには至りません。 小さな体が決めた大きく悲しい信念。 それを知ったレラプスは大きく礼をして、言いました。 “ならばなぜ自分の名を語り命乞いをする?” 「キュー」