〔完〕あなたと過ごす季節

夏休みの間、当然一度も咲良と会えなかった。

それがなぜだか寂しくて。

どこかに出かけるのにも思わず咲良の姿を探していたり。

学校が始まってからも無意識のうちに咲良を目で追っていたり。

そして


「宿題写さしてくんない?」

「うん、いいよ。」

「サンキュ。」


咲良と話すときのこのドキドキ。

これはきっと咲良のことが好きだから。