ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~

「まあ、そうなの?」

「いいかなあ?」

「お父さんに話してみないとはっきりは言えないけど、いいんじゃない?」

「お兄ちゃん、おめでとう」

「ありがとう。でも、案外望愛の方が先だったりして?」

「え? それは…」

「あらまあ、そうなの?」

「おいおい、僕は半分冗談で言ったんだぞ?」

私は何て言っていいか分からなくて慎司さんを見たら、慎司さんはニコッと微笑えみ、「その話は、後ほど…」と言った。

あ、そうか。お父さんがいない所で勝手に話を進めるわけには行かないもんね?


どうしよう…

慎司さんの事はもちろん好きだけど、結婚は出来ないと思う。でも、それはまだ言いたくない。特に家族の前では…

そんな複雑な思いに悩んでいたら、「やけに賑やかだな」と言いながら、お父さんが居間に入って来た。