ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~

「やあ、望愛。元気そうだな?」

足音がしなかったので気付かなかったけど、お兄ちゃんも出迎えてくれた。

「あ、お兄ちゃん。いたんだ?」

「『いたんだ』はないだろ? 待ってたんだぞ、おまえの事を。それと…」

と言ってお兄ちゃんの視線は慎司さんに向いた。

「私の兄です」

「あ、はじめまして。阿部慎司です」

「望愛の兄の健一です。妹がお世話になってます」

「いや、こちらこそ…」

「望愛、上がっていただいて?」

「うん…」


何か、お母さんといいお兄ちゃんといい、いつもと違ってテンションが高い気がする…

居間に座って隣の慎司さんを見たら、『何も問題ないんじゃないか?』と言いたげに、ニコッと微笑んだ。