ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~

慎司さんがこっちの支社に転勤するなんて、ちっとも知らなかったので、私は呆然としてしまった。

「あら? どうしたの、望愛さん?」

「望愛にはまだ話してないんだ」

「え? こんな大事な話を、どうして話してないの?」

「それは…望愛がこんな田舎に住むのは嫌かなと思ったり…」

「あら? そうなの、望愛さん?」

「え? あ、いいえ、私はそんな風には…。私の実家の方がもっと田舎ですし…」

「だそうよ。何も問題はないんじゃない?」

「まあ、そうだけどな…」

「慎司さん、転勤はいつ頃になりそうなの?」

「一ヶ月後」

『えーっ』

私とお母様と明子さんと、3人でハモってしまった。