彼女を手放したくなんてこれっぽちもなかった。 考えることすらなかった。 だけど、思い通りには進まない。 君が離れていくのを、俺は遠くからしか見れない。 こんな俺でやっぱり君はがっかりしたかな…。 遥かなる時の中で。 俺達は自分を模索する。 そんな狭間に立った気がするんだ。 今の俺と灯は…。