―♪―♪




家族はまだ寝ている、朝4時。
私の一日はこの時間から始まる。





だって私は、中学三年の受験生だから。






「ん~…」





正直言うと、まだ眠い。
けど、我慢。





私は目を見開くようにしてベットを出た。






パンを食べ、部屋に戻る。







そして、本棚から“3年5組 城咲みなみ”と書かれたノートと教科書を取り出す。
そう。



城咲みなみ(シロサキミナミ)、は私の名前。






そこから勉強して…7時半に家を出る。
それが私の日課だ。