鈍感あのコin男子校ッ?!


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「皆、ごめんね?
 
 迷惑かけて…」



 大河が帰った後。


 俺達は唯と一緒に寮に帰る。



「ゆいゆいが無事だったからいいよ~☆」



 もう機嫌が直っている翔。



「俺もや!

 でもな?唯。
 もぅ1人行動したらあかんで?」


「うん…」



 そう言って俺のほうを見る唯。



 そうか、まだちゃんと話してなかったっけ…






「やっと寮ついたぁ~♪」

 
 蓮、翔、咲…


 それぞれが自分の部屋に向かう。



 唯も、部屋に入ろうとする。


 唯が自分の部屋のドアノブに手をかけた。



 俺はその手を、掴んだ。