鈍感あのコin男子校ッ?!


「龍!
 と、とりあえず入るで!」



 咲、びびってんな…


「おぃ、緊張とかすんなよ…?」

「しっ、してないわぃっ!」

「くくっ…」



 咲、おもしろいな…



 俺達は全ての部屋を見て回ることにした。


 どこの部屋使ってるとか分かんねぇからな…



「102、103、104…
 
 咲。
 次の階行くぞ」

「おっ、おお」


 
 そして残るは最上階。


「普通ここまで来るか…?」


 やっぱり不安だ。


「行ってみるだけ行くぞ、咲」

「任せとけぇい」



 唯、無事でいてくれっ…