鈍感あのコin男子校ッ?!


 唯を探して、数十分。


 もぅ五時間目は始まっている。


 
 そんなこと今の俺達には関係ない。



「…龍、お前さっきのメールまだあるんか?」

「あ?
 
 あぁ」


 
 咲がいきなり、そぅ聞いてきた。



「あ~…
 ちょっと見せてくれへんか?」

「別にいーけど」



 俺は咲にさっのメールを見せた。



「おっ?
 おっ、おぉ…

 
 …。



 
 ぁあぁぁあぁああああっ!」




 咲の声が俺の耳に響く。


 ってか近くにいた人皆注目。



「…咲、うるせぇぞ」

「おぃ!龍!

 俺、場所分かったで?!」

「何だと?!」