「ない。熱ない。」



「ちょっと!おでこ!」



「ばっ・・・」





 ・・・ほらあつい!





「ごめんみんな!
 先いってて!
 あたし龍を寮に連れて行くから!」



「ちょっ・・・唯!」




 咲が呼びとめる。





「ごめんね!
 あとでいくから!
 
 二葉ごめん!
 みんなをよろしくね」






 そういってあたしは龍とその場を離れた。