そもそも、 世の中そんなに上手くできてないんだと思う。 もともと、施設にいた俺等なんかに幸せなんかないんだと思う。 『じゃあな~ またあとで!』 『おー、彼女しっかり守れよ~』 それから陽は、彼女と帰るようになった。