『おい、陽! ちょっとこい』 陽が園長に呼ばれた。 『どうした陽、何か悪いことしたのか~? ははっ!』 今から起こることなんて何も知らない俺達。 『はっ? 何もしてねぇよ!』 『ほら、さっさと行けって~』 そこでもう、 俺達と陽の別れは決まっていたのかもしれない。