CHATEAU LATOUR

「お待たせ。」


凪は、温かいミルクティーの缶を彩音に差し出した。

彩音は受け取ってはみたものの、開けようとはせずに両手でぎゅっと握り締めたまま、目を閉じた。




凪は、隣に座って彩音の顔を覗き込む。