彼との出会いは実はこのカフェが最初ではない。 優人さんも私と同じ大学に通っていて、今は3年生。 私が入学したてのときに授業の調べものをしに学校の図書室に行って棚の一番上にある本が欲しいのに、 ものすごく背のびをしても取れなくて、 最終手段でジャンプしてとろうと思ったときに私の後ろから 「ストップ」 と声がした。