籠の鳥



目を合わせれないで
下を向いた。


ふと進也くんの
指輪が目についた。


十字架の入った
シルバーリング‥


私は全てを思い出し
顔を上げた。


「‥遅いのよ」


聞き覚えのある声‥


後ろを振り向くと
女の人が立っていた。